映画「ドーナツもり」

ドーナツもり 映画 2022年

素敵なお店に可愛いドーナツ♡こんなお店で働きたい!

映画が始まってすぐ「素敵!こんなお店で働きたい!」と強く思いました。坂の途中にあるおしゃれなお店。そして、陳列されている美味しそうなドーナツ!

「オシャレなお店で働きたい」と夢見た事がある方は、絶対に同じように感じていただけるはず。そこに更なる朗報。何と「ドーナツもり」さん、実際に存在するお店。近々、東京へ行く機会があるので足を運んでみようと考えています。

こちらの映画、2022年12月公開映画なのですが近隣で上映されず。配信を心待ちにしていました。勝手な個人の感想ですが、連続ドラマとして放送しても面白い作品になりそう。猫とパンとスープ日和やかもめ食堂がお好きな方には絶対に刺さる映画だと思います。

視聴方法

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あらすじ

東京・神楽坂を舞台に、ドーナツ店で働く女性と個性豊かな客たちの交流を描いたヒューマンドラマ。

公子はイラストレーターの仕事をしながら、神楽坂にある小さな古民家ドーナツ店「ドーナツもり」でアルバイトをしている。店を訪れる客は一癖も二癖もある人たちばかりで、観察好きな公子は好奇心をかき立てられる。店のオーナー・森に見守られながら、客の人生に介入して助けたり、逆に気付かされたりするうちに、公子は自分自身が抱える問題とも向き合うようになっていく。

「止められるか、俺たちを」の中澤梓佐が主演を務め、「夜を走る」の足立智充がオーナーの森を演じる。CMディレークターの定谷美海が監督・脚本を手がけた。

ドーナツもり 映画.comより引用

映画の見どころ

▶ドーナツを揚げたくなって、食べたくなって、売りたくなる?

冒頭、ドーナツを揚げるシーンを見てすぐにドーナツが食べたくなります。揚げるシーンだけじゃなくて、作るシーンもあるんです。ドーナツを型で抜いて、丸い真ん中を抜いていって。その真ん中がこんな風になりますよ。まで見せてくれるのが良い。

個人的には、ドーナツにグレーズ(甘いシロップのようなもの)をつけて飾り付けしているシーンが面白かった。網の上でやるんだ、と。我が家だったら魚焼きグリル(使っていない)の網を使えるな、なんて考えちゃいました。

この映画の素敵なところは、ストーリーはお店に来るお客さんと主役の公子ちゃんの関わり。でも、同じくらい「ドーナツ」もストーリーに関わってくる。文章で書くと不自然だけど…映像で見ると全然不自然じゃない。

オシャレな店舗や俳優陣等のビジュアルに頼りすぎている映画やドラマはよく見かけるけれど。この映画には、そういったものを一切感じない。ちゃんと世界感が築かれている映画。

▶44分、もっと見たい…けど、丁度良い時間な気もする

この映画、44分と短め。なので、お子さんの習い事を待つママさんや仕事と仕事の合間のちょっとした休憩時間に見るのもオススメ。唯一、夜中はドーナツが美味しそうで小腹が減りそうなのでオススメ出来ないかも(笑)。

最初は勝手な先入観で、ラストが雑だったりしないかな?と不安だったのですが。ストーリー内のちょっとした人物設定も最後にしっかり活かされていて驚き。愛情をもって作られた映画だな、と自分の先入観を反省。

30分くらいのミニドラマとして、主人公を変えても面白く見れそう。(でも、それじゃ映画としては成り立たないんだよね…)それくらい設定も世界感もしっかりした映画。個人的には、「この映画、もっと見ていたかった!」って感じです。続編かスピンオフ希望。

▶お店に歴史あり、店主に歴史あり、お客さんにも歴史あり

昔、個人商店で働いていたことがあって。のんびりとしたお店だったので、お客さんも良い人が多く人見知りで憶えのあまり良くない私でも馴染みやすかったんです。かなり長く働いた今でも大好きなお店。

この映画に出てくるお客さんは、ちょっと癖のある人が多い。でも、どんなお客さんにも物語があって、そのお客さんの人生にとってお店は脇役。いや小道具の1つかも。

でも、この映画のようにお店を主役として見ると。お客さんは登場人物の1人。働いている人も。お店にとって来てくれるお客さんは、お店の物語を作る大切な登場人物の1人。

もしかすると、私もどこかのお店の登場人物?なんて思いながら「ドーナツもり」のサイトを覗いています。映画を見て気になったのはフランボワーズのドーナツ。売っているかな…買えたら良いな♪

映画について

映画タイトル
ドーナツもり

製作▶2022年
劇場公開 2022年12月2日

上映時間▶44分

出演キャスト▶
公子 中澤梓佐
森さん 足立智充 
小石 高橋雄祐
森めぐみ tara
ユータ 関口アナン
ちーちゃん 仁科かりん
八木 遊屋慎太郎
ちーちゃんの彼氏 芹沢興人
ルイ 安藤聖
たみお 細川佳央

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