映画「岸辺露伴、ルーヴルへ行く」

岸辺露伴ルーヴルへ行く 2023年

岸辺露伴シリーズ、待望の映画化

登場人物全てが衣装、キャラクター、喋り方全てあの特徴的な漫画のイラストや世界観を

忠実に再現していて驚かされます…

特にお気に入りなのが、飯豊まりえさん演じる編集者さん♪

スタイルも良くてあの衣装が似合うのは飯豊まりえさんしか居ないと思う!

露伴邸が出てくると停止してしまう

岸辺露伴は動かないを見ている方はどれ位いるのだろうか。私と夫は共に漫画が好きなので「岸辺露伴は動かない」を皆見ていると思っていた。が、どうやらそうではないらしく「知らない人も居る」「見てない人もいる」と聞いて2人で驚いたのが昨年末。

ここ数年の私たち夫婦の年末のお楽しみはNHKで放送される「岸辺露伴は動かない」ドラマシリーズ。岸辺露伴とはジョジョの奇妙な冒険に出てくるキャラクターの1人。「岸辺露伴シリーズ」はスピンオフ作品となる。

主演は高橋一生さん。毎話多彩なゲストが出演し華を添え、申し分ない演技力で話を盛り上げてくれる。中でも私が気に入っているのが岸辺露伴が暮らしている豪華な邸宅。オシャレで作りが凝っていて図面を書くのにamazon primeのドラマでは何度も停止して見ている。のでなかなか先に進まない。

この映画版が今年6月に公開されており夫と観てきた。タイトルは「岸辺露伴、ルーヴルへ行く」。今回の舞台は何とパリ。

荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ作品で、高橋一生の主演でテレビドラマ化されて2020年にNHKで放送された「岸辺露伴は動かない」の劇場版。

相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力「ヘブンズ・ドアー」を備えた漫画家・岸辺露伴。青年時代、露伴は淡い思いを抱いていた女性から、この世で最も邪悪な「最も黒い絵」の噂を聞いた。それから時がたち、その絵がフランスのルーブル美術館に所蔵されていることを知った露伴は新作執筆の取材と、かつてのかすかな慕情のためにフランスを訪れる。しかし、美術館職員に「黒い絵」の存在を知る者はなく、データベースによってヒットしたその保管場所は、今はもう使われていないはずの地下倉庫「Z-13倉庫」だった。

ドラマ版から続投となる露伴役の高橋、担当編集者・泉京香役の飯豊まりえのほか、木村文乃、長尾謙杜、安藤政信、美波らが顔をそろえる。監督・渡辺一貴、脚本・小林靖子、音楽・菊地成孔、人物デザイン監修・柘植伊佐夫と、ドラマ版のスタッフが再結集した。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く : 作品情報 – 映画.com (eiga.com)解説より引用

露伴先生の若かりし頃のおはなし

誰にでも若かりし頃があるように人気漫画家である露伴先生にも若かりし頃があった。ドラマでは一切描かれていないので今回初めての登場。正直な話をするとこのパートは映画の中で重要なのにイマイチな仕上がり。

理由は明白で一重に「演技力がない」。誰にと言われれば答えは明白だけどあえて書かない。でも却ってその青臭さというか物足りなさが良いという面もあるのかも。若い時だから。そうしておこう。

物語の中では結構重要なシーンなので勿体ない気もする。ここでダレる、または離脱する方が居るかもしれないから。その後のルーヴルでは実力派俳優が脇を固めているし、ラストも結構面白いのに。

個人的には途中出てくる蜘蛛が何を意味しているのか分からなくて。夫も分からないと言っていたので夫婦共に謎のまま。何かに書いてあるのでしょうか。

ドラマ版も是非見て欲しい

劇場版も良いですが、個人的にはドラマ「くしゃがら(シーズン1)」「ザ・ラン(シーズン2)」「背中の正面(シーズン2)」辺りは不気味さ、面白さが際立っていてオススメ。出演者が事件を起こしてしまっているのであんまり公にしたくない気持ちもあるけれど「背中の正面」は特に。

岸辺露伴シリーズってどの話も「人の業」と「面白さ」が不気味さの中に良い具合に入っている。「あぁ、人ってそういう小ズルい所あるよね」と感じるところを上手くついていて。ゲストの俳優さんがその辺りを上手に表現出来ているなと思うのが上に挙げた作品なのですが、特に「くしゃがら」と「背中の正面」は何回見ても「すごいな」って思ってしまう。

劇場に入る前に受付でステッカーを貰えました。高橋一生さんの演じる役の中で岸辺露伴が1番好きなので嬉しかったです。大切にとっておこう。

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ともぴん

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