- バースデーに選んだ感動作!『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』鑑賞レビュー
- 【未見でもOK!】『ワカンダ・フォーエバー』をより深く楽しむための予習ポイント
- 【あらすじ】悲しみを乗り越え、新たな戦いが始まる―
- 前作『ブラックパンサー』を振り返る:なぜ世界を魅了したのか?
- 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』:亡き英雄への想いと新たな幕開け
- 最強の敵、ネイモア降臨!その圧倒的な力と魅力に迫る
- 主人公シュリの成長と葛藤:亡き兄の意志を継ぐ者
- 【絶対に見逃すな!】エンドクレジット後にも物語が続く!
- 心を揺さぶるラストに涙…そして次作への期待!
- 『ワカンダ・フォーエバー』は単なる続編ではない、魂を揺さぶる大作
バースデーに選んだ感動作!『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』鑑賞レビュー
先日、11月25日に35回目の誕生日を迎えました。この特別な日に、私が選んだ映画は、大ヒット上映中の『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』です!
20代の頃は誕生日が少し憂鬱だった時期もありましたが、素敵な先輩たちとの出会いを通して、年を重ねることに感謝できるようになりました。今年も、私を支えてくれる家族や友人、そして日々の小さな努力を積み重ねてきた自分自身に「ありがとう」と言いたい気分です。
そんな感慨深い日に、なぜこの映画を選んだのか?前作『ブラックパンサー』は残念ながら観る機会を逃してしまったのですが、予告編で描かれる戦う女性たちの力強さに強く惹かれたんです!『トゥームレイダー』や『スター・ウォーズ』シリーズなど、女性がアクションで活躍する映画が大好きなんですよね。
【未見でもOK!】『ワカンダ・フォーエバー』をより深く楽しむための予習ポイント
「前作を観ていないと楽しめないかな?」と心配な方もいるかもしれません。確かに、前作のキャラクターや設定を知っておくと、より深く物語に入り込めるのは事実です。
**前作『ブラックパンサー』**は、2018年に公開され、マーベル史上初のアフリカ大陸に位置する架空の国「ワカンダ」を舞台にした作品です。ワカンダの国王であり、ヒーロー「ブラックパンサー」でもあるティ・チャラの活躍を描き、その斬新な設定や魅力的なキャラクター、そして深いストーリーで世界的な人気を博しました。マーベル作品としては初めてアカデミー賞にノミネートされ、3部門を受賞するという快挙も成し遂げています。
今作を観る前に、主要キャラクターであるティ・チャラ(前作の主人公、今作では故人)、彼の妹で天才科学者のシュリ(今作の主人公)、そしてティ・チャラの母でありワカンダの女王であるラモンダの関係性を頭に入れておくと、よりスムーズに物語に入り込めるでしょう。YouTubeなどで公開されているキャラクター紹介動画などをチェックしておくのもおすすめです。
【あらすじ】悲しみを乗り越え、新たな戦いが始まる―
物語は、前作の主人公であり、ワカンダの国王であったティ・チャラ(演:チャドウィック・ボーズマン)の葬儀から始まります。現実世界でもティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンが逝去されたことは記憶に新しいですが、本作では彼の死が物語の大きな起点となっています。前作を知らない私でさえ、この冒頭のシーンで胸が締め付けられるようでした。
新たな国王となったのは、ティ・チャラの母であるラモンダ女王。しかし、ティ・チャラの死によってワカンダが持つ貴重な資源を狙う国々からの攻撃が激化し、ラモンダ女王は強固な守りを見せるものの、ワカンダは国際社会から孤立しそうな状況に陥ります。
一方、主人公であるシュリは、最愛の兄を失った喪失感から抜け出せずにいました。そんな中、海底に住む謎の一族を率いる長、ネイモアが、ワカンダの高度な防衛システムをいとも簡単に突破し、女王とシュリの前に姿を現します。さらに、遠く離れた国に住む天才的な頭脳を持つ少女、リリ・ウィリアムズの存在も、新たな波乱を巻き起こし始めます。
前作『ブラックパンサー』を振り返る:なぜ世界を魅了したのか?
(前作を未見のため、公式情報などを参考に記述)
前作『ブラックパンサー』は、アフリカの文化や歴史を色濃く反映した世界観、そして黒人ヒーローが主人公であるという革新性で、多くの観客を魅了しました。単なるスーパーヒーロー映画に留まらず、アイデンティティ、文化、そして正義といった普遍的なテーマを扱い、アカデミー賞という栄誉にも輝いたことは、その作品性の高さを物語っています。
今作をより深く理解するためにも、前作で描かれたワカンダという国の成り立ちや、ティ・チャラがブラックパンサーとしてどのように国を守ってきたのかを知っておくと、今作で彼が失われたことの大きさをより実感できるはずです。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』:亡き英雄への想いと新たな幕開け
今作は、亡きティ・チャラへの追悼の意が強く感じられる作品です。彼の存在は物語全体に大きな影を落としており、シュリをはじめとする登場人物たちの行動原理にも深く関わっています。チャドウィック・ボーズマンへのメッセージは、前作を知らない私の目にも涙が溢れるほど、温かく、そして悲しいものでした。
しかし、本作は単なる追悼の物語ではありません。兄を失った悲しみを乗り越え、新たな脅威に立ち向かい、ワカンダの未来を切り開こうとするシュリの姿が、物語の中心に据えられています。
最強の敵、ネイモア降臨!その圧倒的な力と魅力に迫る
Twitterでも話題沸騰中の新キャラクター、海底王国の長ネイモア。予告編を見た時から、その独特な雰囲気と強そうなオーラに惹かれていましたが、本編を観て、その魅力に完全に心を奪われました!
海底王国の王である彼は、水の中だけでなく、足に生えた羽によって空を飛ぶこともできるという驚異的な能力を持っています。しかも、そのスピードも尋常ではありません。ネイモア一人が強いだけでなく、海底に住む民や戦士たちもまた強力で、ワカンダの精鋭である女性護衛隊ドーラ・ミラージュが苦戦する姿には、思わず「え、これ本当に勝てるの?」と不安になってしまいました。まさに最強のヴィランと言えるでしょう。
顔立ちも濃く、どこかミステリアスでカッコいいネイモア。人気が出るのも納得です。一部では彼のスピンオフ映画制作の声も上がっているようですが、権利関係で難しいとのこと。もし実現するなら、『アバター』レベルの映像美で海底の世界を描いてほしい…というのは贅沢な願いでしょうか。
主人公シュリの成長と葛藤:亡き兄の意志を継ぐ者
前作を観ていない私の推測ですが、ティ・チャラとシュリは本当に仲の良い兄妹だったのでしょう。弟を持つ身として、兄を失ったシュリの喪失感や、自分が何もできなかったという無力感に共感し、観ていて胸が痛みました。映画を観終わった後、思わず弟に「元気?」とLINEしてしまいました。
今作の主人公であるシュリは、女王である母ラモンダの忠告を聞かず、危険な任務やミッションに果敢に挑みます。王女という立場でありながら、その行動力はまさに「はねっかえり娘」といった印象。お付きの護衛であるオコエが手を焼いている姿には、少し同情してしまいます(笑)。
今作では、シュリに次々と過酷な試練が降りかかります。その度に彼女は強さを増していくのですが、観ているこちらも辛くなるほど。誕生日に観る映画としては、少しヘビーだったかもしれません(苦笑)。
しかし、そこはやはりマーベル映画!最強の敵ネイモアとの手に汗握る戦いは、しっかりと盛り上げてくれます。特に、シュリをはじめとするワカンダの女性戦士たちが戦う姿は、本当にカッコよくて痺れました!
【絶対に見逃すな!】エンドクレジット後にも物語が続く!
物語が終わって少ししんみりとした後、短いエンドクレジットが流れます。冒頭でも触れたチャドウィック・ボーズマンへの追悼文もここで流れるので、席を立たないようにしてください。私が観た回でも、数名の方がここで席を立ってしまっていました。
しかし!エンドクレジットが終わった後にも、重要なシーンが続きます!
個人的には、この最後の展開に涙が込み上げてきました。それまでの戦闘シーンは純粋に「戦う女性、カッコいい!」と楽しんでいたのですが、まさか最後にこんなにも感動させられるとは、完全に予想外でした。まさに不意打ちの号泣です。
そして、このラストシーンを観れば、次回作が必ずあると確信できるはずです!今から次の物語が楽しみで仕方ありません。来るべき日に備えて、前作『ブラックパンサー』をしっかり予習しておこうと思います。
心を揺さぶるラストに涙…そして次作への期待!
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、亡き英雄への鎮魂歌でありながら、新たな世代の幕開けを描く、感動的な物語でした。特に、ラストのエンドクレジット後の展開は、絶対にあなたの目に焼き付けてほしいです。
ちなみに、12月公開の『ブラックアダム』も楽しみにしているのですが、ダークヒーローやアンチヒーローが主役の映画も結構好きなんです。今のところ、私の中でNo.1ダークヒーローはジョーカー。ブラックアダムがジョーカーを超えることができるのか…今からワクワクしています!
『ワカンダ・フォーエバー』は単なる続編ではない、魂を揺さぶる大作
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、単なるスーパーヒーロー映画の続編ではありません。喪失、悲しみ、そしてそれを乗り越え、未来へと進む人々の強さを描いた、魂を揺さぶる感動的な大作です。
前作を観ていない方も、ぜひこの機会に劇場で体験してみてください。きっと、あなたにとって忘れられない一本になるはずです。そして、エンドクレジットが終わるまで、絶対に席を立たないでくださいね!
ともぴん
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