最新作は是非、第1章を視聴後に
翔んで埼玉第1章が公開されたのは2019年のこと。当時、ママ友や仕事仲間の中でとても話題になっていたのとコロナ前で色々な事に熱気が溢れていたと懐かしく思います。
小中高、埼玉に居住している祖母宅で長期休みを過ごした私。どんな映画なんだ…と怖い物みたさに鑑賞しに行き「県をテーマにこんな壮大な映画を!すごい!」と感激したのを覚えています。色々な批評がありましたが、私はとても面白い映画だと思いました。
ちなみに埼玉県民でなくてもしっかりと楽しめます。ご安心を。少しですが茨城県も出てきますし、関東であればどの県も映画の中に出てきますよ。どの県がどんな風に出てくるのかを楽しみに視聴するのもまた一驚かと。2023年11月~第2章が公開されていますが、是非第1章を見てから鑑賞しに行かれることをオススメします。
視聴方法
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あらすじ
娘の結納のため一路東京へと向う、埼玉在住の菅原家。その道中車内のラジオで、ある伝説の物語が流れ始めた。
それは、東京屈指の名門校・白鵬堂学院を舞台に、生徒会長・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)と、アメリカ帰りの転校生・麻実麗(GACKT)の出会いから語られる–。
見るからに東京都民の麗は、実は手形制度の撤廃を求める“埼玉解放戦線”のメンバーだった。埼玉県人を庇い立てする麗を怪訝に思っていた百美だが、何故か麗に心を惹かれていき、次第に東京と埼玉、そして千葉までも巻き込んだ抗争に巻き込まれていく–。
映画の見どころ
▶県をテーマにここまで面白いものを!
原作は魔夜峰央先生による漫画。調べたところ1982年冬~1983年春にかけて掲載されたものだそう。1987年生まれの私、まだ誕生すらしていない。
まとめられているWikipediaがとても面白いので是非読んでほしい。日本全国をディスっている。私の夫が東京があまり好きではなく隙あらば東京の悪口を言うので何だか似た空気を感じてしまう。
ストーリーの主軸は、東京都民と埼玉県民の対立。対立と言うよりは「差別禁止?差別からの解放?」と表現するべきかも。埼玉県民は東京に行くのに「通行手形」が必要だったり、各所に「関所」が儲けられています。それらを撤廃しようとひそかに動く組織が居たり、と思えば千葉、茨城、神奈川、群馬をディスってみたり。
県をテーマにここまで面白いものを作るとは。話のテンポもドラマの世界(二階堂ふみ、GACKT出演)と現代(ブラザートム、麻生久美子出演)を行き来するので全く飽きない。現代のターンで「えー、いい所でー続きがー!」と言っているけれど、見ている私たちも大きく共感するであろう。
▶原作投影?衣装とメイク、キャストの熱演
原作の絵が割と癖のあるタッチ…。加えて40年位前のものなので衣装も癖がある。のに…メイク、衣装共に原作の世界観を壊さず、でも古すぎず。素晴らしいクオリティー。
加えて、二階堂ふみさんの熱演。二階堂さんのセリフ、かなり強めな埼玉ディス。映画が公開されて大ヒットしたから良いものの…演じている時、二階堂さん怖くなかったのかな…と思わず考えちゃいました。思い切って演じてくれた二階堂さんに心の中で大きな拍手。
▶愛あるディスりと埼玉名品
埼玉に関するディスりが多く散りばめられている作品ですが、「埼玉と言えばこれだよね!」というアイテムが数多く出ている作品でもあります。NACK5、草加せんべい…長期休みを祖母宅で過ごしてきた私も知らず知らずのうちに少しずつ埼玉ナイズされていたのかも…と思ってしまいます。
第2章は関西編。関東の埼玉のような地域が関西にも。と言うことで映画のサイトを見ただけでも笑える情報が多数。早めに映画館に見に行かなければと思っています。
映画詳細
タイトル▶翔んで埼玉
公開年月日▶2019年2月22日
キャスト▶
GACKT
二階堂ふみ
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ともぴん
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