週1新作映画鑑賞が日課のともぴんです。
IMAX版 ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 鑑賞。上映時間202分。
物語の壮大さアラゴルンのカッコ良さに改めて感動!
ファンタジー作品は映画館が1番
遂に!ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還を鑑賞しました。1作品目を見たのが9月中旬、2作品目が10月と1月に1作ずつ鑑賞して遂に今月。シリーズ最終作の王の帰還を鑑賞。
1作品目…ロード・オブ・ザ・リング~IMAX版~ | ほぼ専業主婦ぶろぐ (tomopin.com)
2作品目…【映画鑑賞】ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 IMAX | ほぼ専業主婦ぶろぐ (tomopin.com)
シリーズ共通で1作品180分超えの大作。既に完結済みの映画なので「ちょっとずつ公開しないで一気に見させてくれーい!」と思ったものの今思えば1か月に1作品ずつ見るペースは丁度良かった。王の帰還に至っては200分超え。鑑賞後席を立つ時、膝が痛む。
1作品目より2作品目、2作品目より3作品目、映像化のクオリティが上がっている。お城の感じ、森のシーンが特に。ストーリーに関係ないけれど映像がクリアだから 肌のきめ細やかさ、うっすら髭(?)まで見えてしまうので俳優さんは大変だと感じる。
正直、上映時間が長い映画が年々苦手になりつつあるのですが(トイレ問題)やっぱりファンタジー映画はスクリーンで見るのが1番良いと思った。3作品ともDVDで見た前回とは違いストーリーに没頭出来る。自宅テレビやスマホ、タブレットでは映像精度にはやはり限界があると痛感。
王の帰還 あらすじ
中つ国の命運を分ける最終決戦がついに始まる。”ひとつの指輪 “を破壊するという危険な使命を帯びたフロドとサムは、ゴラムを道先案内に燃えさかる滅びの山を目指していた。王としての務めを果たそうとするアラゴルンは、ますます増大する冥王サウロンの勢力を前に、数では劣る味方の軍勢を率いて死闘を繰り広げていた。”指輪 “を担う者が旅の目的を遂げることに、一縷の望みを託しながら。
【ワーナー公式】ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(IMAX®)
己の役割を果たすこと
ロード・オブ・ザ・リングは1人の青年が指輪を谷に捨てに行く単純な物語。それだけ聞けば絵本程度のページ数で物語が終わると思う人も居ると思う。ただその指輪が強大なパワーを持っているが故に悪用しようとする奴らから守らなければならず あまつさえ奪う為に命を狙われている事を付け加えれば3部作の壮大なファンタジーになる事も納得してもらえると思う。
3部作を通して登場人物、皆の共通の目的は「指輪を谷に捨てること」。その中でも細かく1人1人登場人物には役割がある。それは1部ではっきりと各キャラクターが名言している。
主人公フロドは「指輪を守り捨てる人」、フロドと一緒に居るサムは「フロドを守ること」、アラゴルン、レゴラス、ギリムは「フロドを守り、敵と戦い自分たちの種族を守ること」。一見、悪に見える側のゴラムも道案内をしているようで「指輪を取り返すこと」が目的。サウロン、オークなどの敵も「指輪を手にして世の中を支配する」ことが目的。
物語の中で己の目的がハッキリしない者は1人も居ない。ただ指輪は強大なパワーを持っているので触れると 欲が目的よりも上回り我を忘れてしまう。1部作で1人仲間を失うのだけれど1人だけ確かに目的意識と欲望の境目がハッキリしていないのも原因とは言え指輪のパワーで欲望が隠しきれなくなったが故の悲劇。
3作目では皆の目的がしっかりと達成出来るので見ていてスッキリする。映画を見る前、ほぼ専業主婦として暮らしている私は「毎日、こんなに適当に暮らしていて良いんだろうか…」と珍しく悩んでいたので元気を貰った。人にはそれぞれ役割があるから己の目的を果たす事が大切なのだと。
指輪を捨てるのは誰でも良い訳ではない。フロドにもサムにもアラゴルンにもピピンにも役割があって別の人がやっている事と自分の役割を比べる事には全く意味がない。物語を見れば分かるけれど 誰が欠けても、誰かが活躍しすぎても指輪が谷に葬られる事はないからだ。
映画を見に行く時は何か悩んだり考え事のヒントを貰いたくて行っている事が多い。広い視野が欲しいのかもしれないし悩んでいる事を一瞬でも良いから忘れたいと思っているのかも。でも結果、必ず何か得る事は出来ているから映画ってすごいな、と心から思う。
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ともぴん
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