映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」

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ゲームをやっていた人もそうでない人も

予告編を見て「絶対に見たい!」と思っていた映画が、ザ・スーパーマリオ・ブラザーズ。公開日に息子と鑑賞し、とても感動した。その映画が現在、amazon prime videoで視聴可能!
期待以上に面白い作品だったので是非見て欲しい。

ちなみに「私はスーパーマリオやマリオカート、プレイした事ありません。それでも楽しめますか?」という方へ。どうか安心して欲しい。私もゲームは見ているだけ(弟がやってた)ほぼプレイした事がない。

辛うじてキャラクターの名前が分かるだけの36歳。でも充分楽しめました。これが作り手の配慮だとしたらさすが任天堂…。

視聴方法

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あらすじ

あらすじ

ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージ。
謎の土管で迷いこんだのは、魔法に満ちた新世界。
はなればなれになってしまった兄弟が、
絆の力で世界の危機に立ち向かう。

ザ・スーパーマリオ・ブラザーズ公式サイトより引用

映画の見どころ

▶どのキャラクターも愛しい

出てくる主要キャラクターは以下の通り。マリオ、ルイージ、キノピオ、ピーチ姫、クッパ、ドンキーコング。余談ですが、私はマリオがイタリア人なのをこの映画で初めて知りました。逆に何故、今まで気づかなかったんだと愕然とした。

ストーリーは勿論だけど、どのキャラクターも丁寧に描かれていて感動する。「皆知ってるんだから、知っている事を前提に話を進めちゃおう」的展開にはしていない。丁寧。それ故私は、敵であるクッパに感情移入してしまった。

女の子のキャラクターだから。可愛いから。ピンクだから。子どもの頃、ピーチ姫を好きなキャラクターとして選ぶ理由はそうだった。もしかすると私と同世代(アラフォー)の女子はそういう方が多いかもしれない。

でも、映画を観て好きなキャラクターとしてピーチ姫を挙げる理由はそんな理由じゃない。ゲームだと攫われて助け出されるか弱いお姫様、ピーチ。でも、(世相を活かしてかもしれませんが…)私たち、自分の意志を主張出来るし、一緒に戦える存在なんだよ。ピーチはしっかりした芯のあるキャラクターとして描かれていました。

▶曲が良い、とにかく良い

そして、絶対に言及したいのが曲。挿入歌もオリジナル曲もとても良い。勿論、ゲームでおなじみの曲もかかるので気持ちが盛り上がる。ゲームには関係ない曲がいくつか入るけど思わず「ここでこの曲流すの?天才じゃん」と呟きたくなる。

キャラ登場の曲や音も映画のストーリーを邪魔せずハマっており、不自然に音が大きすぎないのも良かった。個人的には、オリジナルでクッパが歌っている歌が特に好き。毎日、洗い物する時にYouTubeで聴いてます。

▶制作に携わった全ての方へ

最後になりますが、ゲームの世界観やこれまで作られたキャラクターのイメージを崩壊させないようにストーリーを作るのはとても大変な事だったと思います。特に昨今、表現やセリフ回し、キャラクターの設定についてデリケートな箇所が多くなっている事と思います。にもかかわらずスーパーマリオブラザーズという映画を作ってくれた事に感謝を述べたいです。

また、既にあるキャラクター設定や世界観にあぐらをかかず「良い物を作りたい」「裏切らない作品を作って世に出したい」という強い思いも感じました。子供に安心して見せられ、大人も懐かしさと感動を持って見られる。鑑賞した後に「明日からまた頑張ろう」と思えるそんな映画です。

映画について

映画タイトル
スーパーマリオブラザーズ

劇場公開 2023年

上映時間▶92分

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ともぴん

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