映画「さかなのこ」

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映画「さかなのこ」鑑賞

今回　鑑賞した映画は「さかなのこ」
さかなクンでおなじみ　こちらの書籍をベースに作られた映画です。

こちらの書籍　まだ読んでいないので　読んでから行けば良かったな～　と少しだけ後悔しています。
私のように　「映画は見たいけど大して魚、詳しくないんだけど…」　という方もご安心を！！！
映画に出てくるお魚さんは映画内でしっかり解説があります！！！

出てくる魚の映し方がとても素敵で…♡水族館の水槽をのぞき込んでいる時のように見えます。
カメラワークなのかな？それともさかなクンのオススメ角度かな？おそらくその子が１番綺麗に見える角度で撮っているのでしょう。

この映画で私が１番惹かれたのは　さかなクン（映画ではミー坊）の書く魚の絵

私は壊滅的に絵がヘタです。絵を描くなどの芸術的センスを要する仕事につかぬよう気を付けてきたつもりなのに　前職で解説の際にどうしても図解しないと伝わりにくいのに上手に描けず
「うわぁぁぁ！！これじゃ伝わらないぃぃ！！」と危機に陥った事が幾度となくあります。

その為、私の中では絵が描ける人は勉強が出来る人より仕事が出来る人より頭の回転が早い人より尊敬度が高い。ちなみに夫も壊滅的に絵のセンスがないので(笑)夫婦共々絵が描ける人への尊敬度が恐ろしい位高いです。絵が描けるって知ると大げさに褒めてしまい最初少しだけ友人に怖がられます(笑)

絵は一言で言い表せないほど色々なジャンルが存在します。批評する訳ではなく　さかなクンの描くお魚さんの絵は可愛いのに特徴がよく捉えられていますよね。魚に詳しくない人でも見たら絶対　可愛い　何てお魚だろう？　と聞いたり調べたくなる　魅力あふれるイラストだと思います。

そんな素敵なイラストが映画内には沢山出てきます。おそらく描き途中だと思われるような絵や映画終盤には大きな壁に沢山のお魚が描かれるシーンも。このシーン、描いている所を撮影したものを売ってくれたらずーっと見ていられるなぁ…

心に響いたセリフ

どんな映画にも心に残るセリフがあります。登場人物の置かれた状況から出てくる言葉なので　必ずしも全てが良い言葉という訳ででもありません。でも心に残る言葉というのが　映画を見ていると必ずあります。

「さかなのこ」では主人公ミー坊のお母さんのセリフが心に残りました。ミー坊のお母さんは全編通して井川遥さんが演じています。母の愛、大きな器を感じさせる役なので　のほほんとしているけれど凛としている井川さんにぴったりの役です。

当たり前ですが　お勉強苦手なミー坊は高校の先生に「もうちょっと勉強頑張ろう…」的な事を言われます。私も経験がありますが　そういう時必ず親にも「お母さん、もうちょっと家で勉強見てもらえませんか…」って言われちゃうんですよね。でも　このお母さんは一味違います。

「もう少し勉強を頑張らないと　普通に困るでしょう。」という先生に対して
「普通って何ですか？生きている人が皆、普通だったら面白くないでしょう」と言い先生を困惑させるお母さん。セリフを聞いて困惑する先生にニコっとする井川さんが眩しい。

この先生だけでなく何気なく　軽く「普通に育ってくれれば」なんて親として言ってしまう事があります。でもある日、「普通」って何ぞや？と考える出来事が起きじっくり考えた結果　普通＝自分のエゴだと気づきました。これは　私の場合ですが　普通　という便利な言葉が浸透しすぎて思考停止状態になっているのかもしれません…。

大抵の場合　その「普通」は自分自身が色々な事を見聞きしてつなぎ合わせた虚像である事が多いです。「普通」について自分自身に問いかけたり　考える時間を持つ事で大きく強そうに見えた虚像はいとも簡単にパラパラとお菓子のように崩れ落ちていきます。「普通」に悩んでいる時間があるならば　その普通が一体どんなものなのか　自分の頭で考えてみる事がその虚像に悩まされなくなる唯一で最強の方法だと感じます。

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9/23～ポストカード配布　サービスデイの視聴もオススメ

ブログを書くのに公式サイトを見ていたら　9/23（金）～入場者にポストカードを配布しているようです。劇場案内はこちら　さかなのこ 劇場情報 (eigakan.org)
可愛らしいのんちゃんとイシガキフグさんのポストカード♪映画『さかなのこ』公式サイト — 9/23(金・祝)～入場者プレゼントの配布が決定！ (tumblr.com)

私は少し前に鑑賞したのでポストカードゲットならず…😢残念ですが仕方ない。可能であれば１日のファーストデイや水曜日などのサービスデイ、レイトショーなど割引が受けられる日の鑑賞がオススメの映画です。ほかにどうしても見たい映画がある時は　そちらを優先しても良いかな？

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ともぴん