面白いドラマは何年経っても面白い!

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TVerで「最後から2番目の恋」の再放送を視聴。10年経っても笑える!泣ける!色褪せないドラマ

あれから10年

先週まで 月曜日、水曜日、金曜日が待ち遠しくて仕方なかった。

理由はTverで再放送されていたドラマ「最後から2番目の恋」

Tverは再放送ドラマの際 ドラマ紹介の欄に20××年放送と書かれている。どれどれ・・と見たら何と10年前!おったまげー!あれから10年も経過しているの?いやいやそんなはずは。と思ったけれどしっかり10年経っています。途中、特別編や続編を放送していたので若干記憶が補正されているのかもしれない。それにしても時の流れの速さには驚き。

しかし!面白いな~と思っていたドラマを10年経った今見ても面白く見られるのだから ドラマを作っている人、その世界観を 本当にこういう人が居るんじゃないか と思わせる演技力の素晴らしいことったらない。

10年前は キョンキョン素敵~ 鎌倉素敵~ オシャレ~ 面白い~ とボキャブラリーとユーモアのなさ全開の感想しか言えなかったこのドラマも今ではきちんと違う目線でしっかりと感想が言える(はず)

生きていくって大変

24歳だった私が10年経ってこのドラマを見て思う事。それは 

大人のリアルをここまで正直に書いてるドラマ、他にある!?

このドラマ、当時深夜清掃のアルバイトをしていて。第1話は途中までしか見ていなかったのだけど 第1話のタイトルからしてすごいんですよね。

寂しくない大人なんて居ない 

え?こんなタイトルだったっけ!?と思いながら見ましたが 本当、寂しくない大人なんて居ない。ストーリーが面白いからついつい笑っちゃうけど 途中グサッとくるセリフとかチーンって一緒に落ち込むシーンがちらほら。寂しくないだけじゃなくて、嫉妬しない大人も居ないし、現状に満足している大人も居ないと思う。でも この寂しくない大人ってところがミソ。

家族が居ても、お母さんでも、1人でも、友達が居て仕事が上手くいっていても。生きていくって寂しさや痛みを伴っている。むしろ寂しさと痛みがなければ時たまくる喜びや嬉しさを感じられないんじゃないかと思う程。

恋愛を絡めつつも 生きていく事の大変さ そして 何気ない毎日を積み重ねる事がいかに素晴らしい事なのかを とても上手に伝えてくれているドラマだと思いました。

当たり前のことって つまらない事なんですよ でも 誰かが言わなきゃいけない事だと私は思います

途中 口先の兄弟げんかでいつもやり合っている相手が攻撃されると 主人公はそう言ってかばいます。全ての大人が言いたくないけど言わなければいけない時がある。言いたくねぇなぁ。でも言わないとなぁ。どうせ分かってるって言われるのが関の山だろうけど。と思いながら口から出す。

真面目に生きてきた人も、そうでない人も、恋愛を楽しみたい人も、そうでない人も全ての大人が楽しめて 笑って泣けるホームドラマです。

10年後 またもう1度見たら 違う感想が出て来るかもしれない。うん、DVD-BOX買おうかな。

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ともぴん

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