私は友達が少ない。数えてみると 何と片手で足りてしまう。でも不幸ではない。
心から友達ですか?

先日 友人と電話していたら 私の事を 心友(しんゆう) だと言ってくれた。
私も彼女の事を同じように 心から理解し合える友 だと感じていたので とても嬉しかった。
別の友人は おばあちゃんになっても仲良くしたい人 と言ってくれ 私もその友人を同じように思っていたので そちらもとても嬉しく思った。
私には友人が片手の指で足りるほどしか居ないのだけど 全然不幸ではない。
数少ない友達が口を揃えて 大切な存在だと言ってくれる こんなに心強い事が他にあるだろうか。
先日 いつも愚痴を言い合う知人が 娘が友達が2人しか居なくて心配 と話していて 友人は数ではなく質では?と思ったのだ。
ただし そこは 自分の常識 他人の非常識
その知人は沢山の友達が居て沢山の人に好かれている人なので 自分を基準に考え
2人しか友達が居ない娘 に不安を感じているのだろう
かつては 友達と呼べる人 が沢山居た時期があった。中学、高校は友達が多く 出会う人皆友達 だった。でも その頃作られた人間関係は永遠ではない。
進学、就職、結婚、子育て等 様々な人生の岐路を経て 歳を重ねると 昔は仲が良かったけど関係性がこじれる人 や 話した事もなかったけど共通点が多い人 なんかが出て来る。
関係性=付き合って来た長さ ではなくなる時期も来る。
私の場合 大人になるにつれ 歳を重ねるにつれ 友達との付き合いが変わり 付き合う人もその時々で随分と変わった。不思議なもので 残っている人は残っているし 毎日のように一緒に居て 残らない人は残らない。
知人から 娘は友達が2人しか居なくて と聞いた時 娘さん、しっかり友人と向き合っているんだな と感じたのだ。
コロナ禍で現代の子供たちの友達作りは なかなか大変なようだ。
近付いてはいけない。顔を近づけて喋ってはいけない。むやみに話しかけてはいけない。
友達を作るの真逆を行く社会的ルール(感染を拡げない為のルールではあるのだけど)
そんな中でも しっかりと2人の友人と関係を築き続けている娘さんを私は素晴らしいと思う。
心の距離感
長く仲良く出来る人 というのは 心の距離感の保ち方が似ている
常にくっついているワケでもなく 常に離れているワケでもない
時にくっつき 時に離れ 時に気にかけながら 時を刻んでいくもの
恋愛と似ていて 自分を優先して とか 私の気持ちを分かって 一方的な気持ちではなく
相手の負担にならないように 大丈夫かな 元気かな 相手の事を常に考えられる存在
私には 年上の友人 が多く 若くして母に、人間として未熟だけど何とか生きている私に
彼女達は上手に 人としての付き合い方 をさりげなく教えてくれた。
友達は トロフィーの数や獲得したバッジの数ではない。多いとか少ないとかで悩む時期もあるかもしれない。
けれども 人との関係は数ではなく どんな風に思い どんな風に思われているのか が大切。
自分の子ども、周囲の子どもを見ていても 最近の若い子はその事をよく分かっている気がする。
物と一緒で 多いから良い、少ないから良い ではない。
どんな関係性を築いているか 自分は人とどんな関係を築きたいか
親世代の私(34歳)の方が 意識をアップデートしないといけない時代になると私は思っています。
応援クリックありがとうございます。更新の励みになります

にほんブログ村
ともぴん
コメント